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進撃の巨人のアニメが完結!最終回の原作との違いを徹底解説

アニメ

『進撃の巨人』がついにアニメでも完結しましたね

アニメ最終回では、原作者の希望でセリフが一部異なっていたり、追加シーンがあったり、ファンからは「最高の改変だ!」と称賛される声が上がっています。

本記事では、エレンとアルミンの会話をはじめとする重要なシーンの変更点を比較し、それぞれのシーンが物語にどのような影響を与えたのかを徹底解説します!

『進撃の巨人』のネタバレを含みますので、ネタバレしてもいいよ!という方のみご覧ください。

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アニメ最終回が進撃の巨人のラストアンサー

アニメ最終回を迎えるにあたり、原作者の諫山創先生が「また今回僕の希望で少しだけラストのネームを描き直させていただきました。」とコメントしています。

アニメ版の方が読者に伝えたいことがより分かりやすくなったとされており、ファンにとっても「最高の改変」と言われています。

それでは、実際に原作とアニメの違いを見ていきましょう!

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エレンとアルミンの会話

ミカサがエレンの地鳴らしを止めた直後、アルミンはエレンと道で会話していたことを唐突に思い出します。

アニメでは、そこでのエレンとアルミンの会話が大きく変更されています。

原作ではエレンだけが殺戮者として描かれる

「僕たちのために殺戮者になってくれてありがとう。君の最悪の過ちは決して無駄にしない」

原作では、アルミンがエレンに上記の言葉を伝えます。

過ちと断罪しつつもエレンに感謝を伝えることで、エレンに寄り添ったアルミン。

しかし、エレンが大虐殺を単独で決断し実行したと強調されていたため、エレンの孤独さが際立っていたように思います。

アニメではアルミンも共犯として描かれる

「これは僕たちがやったことだ。だから、これからはずっと一緒だね」

一方、アニメ版ではアルミンのセリフが大きく変更されています。

地鳴らしを発動して人類を大量虐殺するエレンアルミンが止めようとする構図は同じですが、注目すべきは、上記のようにアルミンが自分も罪を背負うと発言している点です。

この変更により、エレン自身が完全に孤立していていないことが強調されています。

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船上でのアルミン達の会話とヒストリアの手紙

巨人の力が消滅した後、生き残ったアルミン、ジャン、コニーなどの面々がエルディア国に和平を申し込むため、船でエルディア島に向かうシーン。

「この結果はエレンだけの選択ではありません。私たちの選択がもたらした結果がこの世界なのです」

アニメでは、ヒストリアの手紙の内容に上記のセリフが追加されました。

アルミンだけではなくヒストリアも、エレンの大量虐殺は私たちの選択がもたらしたと言及しています。

「エレンは知る限りの未来を私に伝えました」

また、原作ではエレンがヒストリアに未来を伝えたことに直接言及していませんが、アニメでは上記のセリフが追加されています。

このことからアニメでは、エレンはヒストリアに進撃の巨人の能力で見た知りうる限りの未来を伝えた事実が加わっています。

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ミカサがジャンと結婚したことがほぼ確定

原作とアニメの大きな違いは、棺の中で眠るミカサの左手薬指の指輪です。

アニメでは、棺で永遠の眠りにつくミカサの左手の薬指に指輪が描かれています。

原作では結婚指輪は描かれていなかったため、エレンの死後ミカサが別の男性と結婚したことがほぼ確定※しました。

※フランスなどでは今も死者との結婚が合法であることから、死後エレンと結ばれるために結婚指輪を付けた、という解釈も出来ます。ですが、子どもと墓参りに来ていることから、別の男性と子どもをもうけたことは事実でしょう。

結婚相手は、ミカサを支えている男性の後ろ姿の背格好から、調査兵団104期生のジャンで間違いなさそうです。

しかし、ミカサは一人でお墓参りが難しい年齢になっても、家族に支えられながらずっと花を供え続けました。

このことから、ミカサはジャンと家庭を設けても、エレンを想い続けていたことは事実でしょう。

ジャンは、そんなミカサを丸ごと愛し、支え続けたのだと思います。

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イェレナの最後のシーンが追加:死亡していなかった!

ここからは、原作には無いアニメオリジナルのシーンを解説していきます。

原作ではアズマビトと共に逃げた後の行方が不明だったイェレナですが、アニメでは難民キャンプで支援者として活動している姿が描かれました。

このシーンでは、支援物資の中にある野球のグローブとボールを見て涙ぐむイェレナの様子が描かれています。

これは、キャッチボールが好きだったジークを思い出して涙ぐんだと思われます。

イェレナがジークの安楽死計画に便乗し「世界を救う英雄」になることを利己的に求めていただけではなく、ジークのことを心から慕っていたことが分かる名シーンです。

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リヴァイやオニャンコポンの最後のシーンも変更

尚、原作ではリヴァイオニャンコポンファルコガビはエルディアではないどこかの街中で空を見上げているシーンで終わっていました。

しかしアニメでは、イェレナと同じく難民キャンプで支援者として活動する姿が描かれています。

変更された理由としては、地鳴らしの3年後に街が整備されているとは考えにくいからと思われます。

リヴァイはキャンプの子どもに飴をあげ、ファルコガビは木を植えており、ヒストリアが言及した(エルディア島以外の国々が)喪失の最中という状況がより強調されています。

またリヴァイは、過去に極秘でマーレに潜入した際、子どもに間違えられてピエロから飴をもらうエピソードが描かれており、アニメ最終回でこの潜入時の出来事を想起させる内容になっています。

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まとめ

以上、『進撃の巨人』の最終回の原作とアニメの違いを解説しました。

  • 原作よりアニメの方がエレンに救いがある
  • ミカサはジャンと結婚していた
  • イェレナは生きていた
  • 地鳴らしから復興する様子がより詳しく描かれる

原作とアニメ、どちらの結末もそれぞれに魅力がありますよね。

個人的には、アルミンがエレンと共に罪を背負うシーンに涙腺崩壊したので、アニメの終わり方の方がいいなと思いました。

気になった方は、ぜひ原作とアニメを両方見て『進撃の巨人』の余韻を味わってください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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